2021.06.17
誤植情報
誤植情報を更新しました(2021年全国対応版 昇任試験問題集 論文QM p.11)
平素より日本公法出版書籍をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
以下の出版物におきまして、内容の一部に誤植がございました。
訂正させていただくとともに深くお詫び申し上げます。
2021年全国対応版 昇任試験問題集 論文QM
p.11 出題例
「【出題例】」を、以下のとおり訂正いたします。
刑法(事例問題)
次の問いにおける甲の刑責について述べなさい。
問1 甲は、通行中のA女が携行していたハンドバッグをひったくろうと、当該ハンドバッグに手を掛けて引っ張ったが、同女がハンドバッグを放さず、「きゃあ、助けて。」と大声で悲鳴を上げたことから、何も取らずに逃走しようとした。しかし、その直後、数十メートル前方を歩いていたBが、A女の悲鳴を聞いて、甲の前に立ちはだかった。甲は、このままではBに逮捕されると思い、逮捕を免れるために、同人の顔面を数回殴打するなどの暴行を加えたが、結局Bに取り押さえられた。
問2 甲は、深夜、住宅街にあるA所有の自動車修理工場(住居としては使用されていない。)に放火し、これを全焼させた。この結果、同工場と約2メートル離れた同一敷地内にあるAの自宅も全焼させてしまった。同工場は午後6時に業務が終了し、放火当時は無人であったが、その日は風が強く、空気も乾燥しており、甲は、放火する際に、「他の住宅等に燃え移ってもかまわない」と思っていた。